平成21年度予算編成に対する提案書
文京区長 成澤 廣修様
文京区議会 新風会
前田 くにひろ
角 野 英 毅
上 田 ゆきこ

 文京区民の生活の向上のため、今まで私たち会派が、文京区議会の本会議や委員会において、提案や要望してきた項目について、下記にまとめました。
 つきましては、今後の予算編成や施策の執行において、各項目について実現に向けて取り組みいただくことを望みます。

1.文の京ならではの行政システムを整える
  • 複数部門と関わる政策課題や従来の制度上の枠組みを超えて取り組むべき事業のため、組織 横断的取り組むこと。特に下記分野については、総合的な計画を作成するなど総合的に計画調整して取り組むこと

    「多重債務者への対応」 「自殺対策」 「犯罪被害者支援」 「幼保一元化」
  • 個別計画を策定するにあたっては、当事者の意見を聞くなど当事者参画のもと行うこと。
  • 各施設においては、利用者会議の設置するなど利用者の意見や要望を把握に努めること。
  • 文京区のイメージアップ及び「文の京」ブランドの確立に取り組むこと。
  • 区内外の大学との連携を進めること。
  • 事務事業評価については、外部評価の導入及び区民の満足度を図る手法や指標を活用すること。
  • 教育センター・福祉センター、総合体育館、鴎外記念館、第六中学校など大型箱もの建設をふまえた中長期財政見通しを示すこと。
  • 指定管理者制度について、成果の評価を行うしくみの改善につとめること。
  • 新たな行政需要にこたえていくため、区有資産を有効活用すること。
  • 窓口のワンストップ化や電話相談の時間など利用者に便利な区役所づくりを工夫すること。
  • 地域活動センターのあり方を検討し、機能を高めること。
  • 空き店舗・空き施設を利用した保育ママのグループ保育や、高齢者のグループリビング、高齢者サロンなどの施策のより発展した検討を行うこと。
  • 事務の効率化のため、文書管理システムの導入を検討すること。
  • 「障害者団体」、「幼稚園」等「区政を聞く会」が開かれているが、対象団体の拡大をするなど広聴機能を拡充すること。
  • 行政情報センターの見直しを行なうこと。
  • コールセンターを開設すること。
  • 一般任期付職員採用や経験者採用の活用を引き続き行い多様な人材の確保に努めること。
  • 職員のやる気が出るような人事評価制度を行うこと。
  • 政策創成塾については、成果が政策に還元されるように期待する。
  • 区職員に対して研修や健診の際に禁煙指導を行うこと。
  • 各区の自治体シンクタンクと積極的に情報交換を行うこと。
  • 都区のありかたについては今後、文京区の立場、文京区としてどうしていくか、文京区民にとってどうかという視点でまず考えていくこと。
  • 姉妹都市交流については、今後ともより相互に恩恵があり、情報交換・交流が容易となるようなあり方を検討すること。
2.区民の求める健全な財政運営を行う
  • 実施計画に基づく中長期的な財政の見通しを示していくこと。
  • 各部局からの要求事業内容及びその査定状況の公開するなど予算編成過程を区民に公開し、透明化していくこと。
  • 基金については、区有施設の中長期改修計画にあわせ、計画的で効率よく運用していくこと。
  • バランスシートをはじめとする財政指標の研究を深め、政策事業執行の充実を図ること。
  • 施設使用料については、原価の動向を公表し、適時改定をすること。
  • 専門的な知識や技能を習得するように職員研修の充実や専門員の活用を図ること。
  • システム開発業務に適切に対応できるようにシステム監査を導入すること。
  • 入札制度の改革をより推進し、検査体制を強化し、契約業務の適正化を進めること。
  • 電子入札制度の導入にあたっては、安全性の確保とともに利便性の向上に配慮すること。
  • 行政の透明性を確保する上で、包括外部監査を再開すること。


  • 引き続き特別区税の高い収納率を維持すること。
  • 今後の施策に活かせるように納税者の分析を行うこと
  • 監査基準の明確化と公表を行うこと。
3.区民の生活を便利にする
  • コミュニティバスの路線拡大の検討を行うこと。
  • 文京区がNPOの一大拠点となるようにNPO支援を充実すること。
  • 町会活動やNPO活動等区民の地域活動への支援を充実していくように地域活動センターへ人的な資源を投入していくこと
  • グリーンコンシューマー普及事業の広報をより積極的に行うこと。
  • 区内で発行されているフリーペーパーとのタイアップを検討すること。
4.区民の福祉を守る
  • 東京都が養成した区民や区内のNPOを活用して、市民後見人の活躍できる仕組みを検討し、成年後見制度の区民利用の促進策を進めること。
  • 有償福祉タクシー事業を行う団体への支援を拡充すること。
  • 「老い支度講座」の開催を行うこと。
  • 高齢者の就労支援の充実を行うこと。
  • 認知症サポーター養成を行い、社会福祉協議会のいきいきサービス事業を活用して、認知症の見守り等認知症支援を区民の力を活用して行うこと。
  • 介護支援ボランティア制度の導入すること。
  • 介護労働者の定着率向上のため、施設内保育所の開設支援などを行い、介護現場で働く職員の支援を行うこと。
  • 障害者自立支援法によるサービスの利用者の実態把握をし、必要なサービスの種類や量を保障すること。
  • 就労支援施設の製品やサービスを優先的に購入、利用する「ハート購入制度」や障害者の就労支援施設に優先的に仕事を発注すること。
  • 区有施設を活用して、福祉関係教育機関と連携し、パンやお菓子を焼く工房や販売する場の開設を行うこと。
  • 路上生活者緊急一時施設の運営に当たっては、住民説明を十分に行い、地域に溶け込めるよう整備すること。
  • 生活保護行政の適切な運用を図るため人員体制の強化など検討すること。
  • 高齢者虐待への対応を充実すること。
  • 在宅及び施設での要介護者の口腔ケアの実態把握と現場での啓発活動を行うこと。
  • 高齢者や障害者のためのグループホームやケアホームの整備を進めていくこと。
  • 区内特養の待機者や区外の施設の利用者の実態を把握して、在宅を困難にしている要因を解消し、在宅継続ができるように支援の充実を検討していくこと。
  • 障害者への差別をなくし、バリアフリーをすすめるために、「差別禁止条例」や「バリアフリー基本構想」の策定を検討すること。
5.区民の健康を守る
  • 検診時など、機会をとらえた禁煙指導の強化・拡大を行うこと
  • 自殺対策に総合的に取り組むこと。
  • 母親学級の開催日については、働いている区民のために、休日や勤務時間後の時間帯にするなど工夫をすること。
  • 両親学級で両親に禁煙指導すること。
6.文の京にふさわしい都市計画をめざす
  • 不忍通り拡幅工事は、最優先で促進をするように、都に引き続き働きかけをすること。
  • 住宅マスタープランの推進状況の検証を行うこと。
  • 「グループリビング等の誘導と入居の円滑化」や「持ち家の活用による住み替え等の円滑化」を進めること。
  • 「コーポラティブ方式等による住宅建設の誘導」や「共生型住まい方式の住宅事業の誘導」を行い、共同住宅の中で居住者同士のふれあい、助け合いが育まれる住まい方の普及啓発なされ、居住者同士の助け合える住まい方が実現するように取り組むこと
  • セイフティリフォーム事業とマイルームセイフティ事業を初めとした震災対策を充実すること。
7.安全で心地よい地域環境をつくる
  • 放置自転車対策として、民間の駐輪場を誘導するなど民間活力を取り入れるという方法を検討すること。
  • 放置自転車をリサイクル自転車の組み立て資材として再利用し、整備し販売するなど、資源の有効活用を図ること。
  • 新江戸川公園の集会施設の活用方法の検討すること。
  • 防災センター機能の活用を図ること。
  • 避難所運営協議会の設立を推進すること。
  • 文京区耐震改修促進助成事業を拡充するなど文京区耐震改修促進計画の推進を図ること。
8.環境に配慮し、持続可能な都市環境を整備していく
  • 環境問題への啓発活動の強化すること。
  • 剪定枝等の都市有機物を「腐葉土づくり」や「チップ化」など有効活用を図ること。
  • 生ごみの減量化やリサイクルについて研究すること。
  • 紙ゴミの資源化に力点を置くこと。
  • まだ活用できる家具等の大型粗大ゴミを展示して、自由に持ち帰りができるような場を設けること。
  • 清掃事務所の改築の計画の概要を示すこと。
  • 路上喫煙禁止地区の指定地域を拡充すること。
  • 受動喫煙の害がなくなるように、店先や道路上の灰皿等撤去するように働きかけること。
9.公共施設をもっと使いやすく快適にする
  • シビックセンター長期修繕計画の策定すること。
  • シビックセンター内のスペースの有効活用を検討すること。
  • 学校や福祉施設の改修・修繕等については、計画を公表するとともに、優先順位をつける基準等を明確にすること。
  • 受動喫煙の害がなくなるように、シビックセンターの入り口付近の灰皿を撤去すること。
10.子育てをみんなの問題として支えていく
  • 子育て世帯の経済的負担軽減について、他区の動向等をふまえるなど総合的に検討すること。
  • 父親同士のネットワークを図るなど父親の子育て参加を促す施策を行うこと。
  • 働く女性やひとり親世帯など新しい生活スタイル、社会傾向に合わせた保育行政を進めること。
    保育ビジョンの提案内容の実現と保育の質が維持向上する仕組みをつくること。
  • 病後児保育の拡充すること。
  • 保育園使用料については、継続的に見直し作業を行うこと。
  • 私立幼稚園の子育て支援機能の充実支援を行うこと。
11.すべての子どもが輝く教育をめざす
  • 特別支援教育に向けた体制を充実すること。
  • 他区の動向を見ながら、スクールカウンセラー、特別支援員、バリアフリーパートナーの待遇に関しても、必要な人員確保が可能な水準を保つよう柔軟に検討・対応すること。
  • 区立幼稚園の入園者の減少対策と適正配置の見直しをすべき。
  • 幼稚園教育と保育園の壁をなくし、幼保一元化を進めていくこと。
  • 児童・生徒の学力向上を図るための調査」「学習内容定着状況調査」「全国学力・学習状況調査」等各種「学力調査」の結果を分析し、戦略を練るなど、よりよい学習環境整備のために活用すること。
  • 地域の力を活かした学校運営を推進するため「学校運営協議会」の仕組みをさらに工夫していくとともに「学校支援地域本部事業」の積極的な活用を行うこと。
  • スクールソーシャルワーカーの導入を行うこと。
  • エコスクールなど、環境教育を充実すること。
12.文の京の文化をみんなが享受できる
  • 本郷図書館鴎外記念室については、「文学館」として整備すること。
  • 図書館から司書を近くの学校に派遣する等学校図書館と区立図書館との連携を図り学校図書の充実を図ること。
  • 大学との図書館の連携を進めること。
  • 図書館の開館時間の延長、高齢者や体の不自由な人にも親切なレイアウトの工夫、利用者が求める選書などのサービス向上をめざし、そのための司書の研修も充実させること。
  • 文の京文芸賞の受賞作品の活用を進めること。
  • ふるさと歴史館・鴎外記念室などと観光行政の連携を含めたあり方の検討を行うこと。

  • 財団法人文京アカデミーの今後のあり方を示すこと。
  • 生涯学習推進計画」及び「文京アカデミー構想」の見直しを行うこと。